3663 / プライム

セルシス

推計時価総額

約660億円

  • 前回決算7月31日
  • 貸借銘柄約6倍

概要

株価チャート

by 株価チャート「ストチャ」
配当利回り(今期予想)2.6%
浮動株時価総額推計 330億円浮動株比率 50.0%(2026/03/31時点)
ネットキャッシュ比率
リターン/リスク偏差値47.9全銘柄平均50・平均

企業概要

クリエイター向けデジタルコンテンツ制作ソフトウェアの開発販売とデジタルコンテンツの流通管理ソリューションの提供を行う事業持株会社である。連結子会社とともにイラスト・マンガ・アニメーション制作アプリ「CLIP STUDIO PAINT」シリーズ及びデジタルコンテンツ流通基盤「DC3ソリューション」、電子書籍配信ソリューション「CLIP STUDIO READER」を展開している。

業績・決算

今期業績予想

前期実績と今期予想
指標前期実績2025年12月期今期予想2026年12月期
売上高94億7163万円108億1000万円
営業利益29億6785万円40億0000万円
経常利益29億3498万円40億0000万円
当期純利益16億8110万円26億7000万円
1株当たり配当36円50円
予想期
2026年12月期
公開日時
2026/07/31 11:00公開
資料名
2026年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)
資料リンク
開示資料

この予想期の修正履歴なし

現在の四半期進捗

2Q時点(2026/07/31発表)

売上高営業利益当期純利益
累計実績
55億6308万円
会社予想
108億1000万円
達成率
51.5%
累計実績
22億2100万円
会社予想
40億0000万円
達成率
55.5%
累計実績
15億0300万円
会社予想
26億7000万円
達成率
56.3%

開示情報

開示資料の要点

事業概要

クリエイター向けデジタルコンテンツ制作ソフトウェアの開発販売とデジタルコンテンツの流通管理ソリューションの提供を行う事業持株会社である。

成長・重点領域

  • 主力製品であるイラスト・マンガ・Webtoon・アニメーション制作アプリ「CLIP STUDIO PAINT」を中心としたクリエイターサポート分野(利用者の80%以上が海外)
  • サブスクリプションモデルへの移行促進による継続的収益の拡大(ARRは前年同月比25.4%増の54億円を記録し、チャーンレートも4.6%で安定)
  • メジャーバージョンアップ(Ver.4.0)及び価格改定による既存製品単価・収益性の向上

主なリスク

  • 売上高の大半を主力アプリ「CLIP STUDIO PAINT」に依存しており、利用者の減少や市場縮小が業績に直結するリスク
  • ソフトウェア業界の技術革新が著しく、競合他社の優位な製品参入や想定外の新技術の普及により既存サービスが陳腐化するリスク
  • 海外売上比率が高いため、為替相場の変動や世界各国の法令・政治・経済・商慣習の違いによる影響を受けるリスク

投資・M&A・資本配分

  • 投資有価証券として567,648千円を保有し、事業シナジーが見込める国内外のソフトウェア関連企業等への出資を継続して検証
  • 技術獲得及び事業ポートフォリオの多様化を目的として、M&A及び業務提携を必要に応じて積極的に検討する方針を維持

中期経営計画

開示
TDNET / 2026/02/13
計画名
中期経営計画 2025-2027
対象期間
2025-2027

クリエイターエコノミー市場全体への事業領域拡大を目指し、新たなクリエイタープラットフォームサービスを開発・提供する。サブスクリプションを重視したストック型モデルを強化し、2027年には売上高107億円、営業利益33億円、ROE30%以上を目標とする。広告宣伝費を売上の14%〜16%基準で運用し、安定的な一定規模の事業投資を継続する。

重点施策

  • サブスクリプションを重視しストック型モデルの展開を強化してARRを重視する
  • クリエイタープラットフォーム分野で新たなサービスを提供する
  • グローバル展開の強化による新規ユーザーの獲得増加
  • 若年層・ライトユーザーの取り込みによるユーザー層の拡大
  • ユーザーコミュニティの強化による継続利用率の向上
  • クリエイターエコノミー市場への進出にあたり必要な人員の確保・他社との連携強化を行う
  • 自社株も活用したM&Aによる組織強化・開発の加速

財務目標

  • 2027年売上高107億円
  • 2027年営業利益33億円
  • 2027年ROE30%以上
  • サブスクリプション売上を全体の売上構成の約2/3とする
  • 2027年期末サブスクリプションARR77億円
  • CLIP STUDIO PAINTチャーンレート5%以下を維持
  • 2027年期末プラットフォーム利用者数1,400万人
  • 配当性向30%以上とし、安定的な配当額を維持し中長期的な増加に努める

投資・資本配分

  • 安定的に一定の規模で事業投資を実施する
  • 対売上の広告宣伝費比率14%〜16%基準運用する
  • M&Aの対価として自社株を活用し、企業成長を目的とした買収時の資金負担を軽減する
  • 戦略的パートナーシップ強化による企業価値の向上のため自社株を活用する
  • 株主との価値共有を図るため株式報酬として自社株を活用する

有価証券報告書と決算短信の差分

1) 有報にのみ記載されている内容

  • 沿革(1991年から2025年までの主要な設立・上場・合併・サービス提供・提携歴)
  • 従業員の状況(平均年齢、平均勤続年数、平均年間給与、男女別従業員数、男女間賃金差異、女性管理職比率、男性育児休業取得率等)
  • サステナビリティに関する基本方針・ガバナンス体制(サステナビリティ委員会)・マテリアリティ・人的資本方針及び社内環境整備方針
  • TCFD提言に沿った気候変動対応(1.5℃及び4℃シナリオ分析、移行・物理リスクと機会の定性評価、財務影響度、GHG排出量算定結果)
  • 事業等のリスク(15項目の顕在化可能性・時期・影響度及び具体的なリスク対応策)
  • 研究開発活動の内容及び当事業年度の研究開発費額
  • 設備投資の概要及び主要な設備の状況(事業所所在地、設備内容、帳簿価額内訳、配置従業員数)
  • コーポレート・ガバナンス体制の詳細(内部統制基本方針の10項目、コンプライアンス・リスク管理規程、取締役スキルマトリックス、社外取締役の独立性基準・選任理由・監督機能、役員賠償責任保険契約の概要)
  • 役員報酬等の決定方針(指名・報酬委員会の審議プロセス、基本報酬・譲渡制限付株式報酬の方針)及び個人別報酬額(1億円超の役員)
  • 投資株式の保有方針及び保有目的別内訳(非純投資目的株式の銘柄数・貸借対照表計上額・保有目的・当事業年度における増減状況)
  • 財務諸表の詳細注記(重要な会計方針・見積り、未適用会計基準、表示方法の変更理由、引当金・退職給付・ストックオプション・税効果会計・収益認識・関連当事者等に関する詳細記載)
  • 重要な後発事象(2026年3月16日実施の自己株式1,500,000株消却の理由・実施状況・消却後の発行済株式総数)

2) 有報の方が詳細に記載されている内容

  • 事業セグメントの説明及び分野別業績詳細(CLIP STUDIO PAINTの累計出荷本数・ARR・チャーンレート・多言語対応状況、メジャーバージョンアップ・価格改定施策、クリエイタープラットフォーム分野の新規開発状況及び利用者数)
  • 経営者による財政状態・経営成績・キャッシュフローの分析(総資産・負債・純資産の変動要因の具体的科目別内訳、営業利益・経常利益・当期純利益の構成要素解説、自己資本利益率の達成状況、資本調達方針及び有利子負債・資金流動性の説明)
  • 株主還元方針及び自己株式取得の推移(通期累計取得実績、個別の取締役会決議に基づく取得期間・決議株数・金額・未行使割合、消却及び報酬付与による処理状況)
  • 株式等の状況詳細(発行可能株式総数、所有者別分布状況(政府・金融機関・法人・個人等)、大株主上位10名及び持株比率、議決権状況、自己株式の保有割合)
  • 配当政策の詳細(基本方針、配当性向維持の考え、配当決定機関の区分、中間・期末配当の決議経過及びプライム市場上場記念配当の内訳)
  • 財務諸表の附属明細表(有形固定資産等の期首残高・当期増加額・減少額・期末残高・償却額明細、引当金明細、主な資産及び負債の相手先別内訳・構成比・回収滞留期間等)
  • 四半期別業績情報(第1四半期~第3四半期累計及び四半期会計期間ごとの売上高・税引前当期純利益・当期純利益・1株当たり四半期純利益)

決算短信のトーン変化

判定
表現が強まった
比較対象
2026/02/13 から 2026/05/08

前回(2025年12月期通期)では「中期経営計画2025-2027の初年度」として計画順調を報告していたが、直近(2026年12月期第1四半期)では「2年目」となり、四半期主要収益指標の過去最高更新を明示し、計画に対する確信度がより高まっている。CLIP STUDIO PAINTのVer.5.0メジャーアップデートについて「当初計画を大きく上回る売上実績」と前回(Ver.4.0)の「当初計画を上回る」よりも強い表現で成功を強調している。また、ROEについて前回は「30%以上を目標」と中期的目標の達成を述べていたのに対し、直近では「通期でのROEは40%以上になる見込み」と数値目標を具体的に上方修正しており、経営の自信が強化されている。

  • 「中期経営計画2025-2027」の2年目における当社の経営成績は、主力の「CLIP STUDIO PAINT」を中心に、堅調な事業推進の結果、四半期における売上高、営業利益等の主要な収益指標において 過去最高を更新し、持続的な成長基盤の確立と財務健全性を維持した経営を実現し、計画に対して順調に推移いたしました。
  • グローバルで提供開始したVer.5.0は、多くの反響をいただき、当初計画を大きく上回る売上実績となりました。
  • 「中期経営計画2025-2027」の初年度における当社の経営成績は、主力の「CLIP STUDIO PAINT」を中心に、堅調な事業推進の結果、売上高、営業利益等の主要な収益指標において 過去最高を更新し、持続的な成長基盤の確立と財務健全性を維持した経営を実現し、計画に対して順調に推移いたしました。
  • グローバルで提供開始したVer.4.0は、多くの反響をいただき、当初計画を上回る売上実績となりました。
  • なお、中期経営計画においてROEは30%以上を目標としておりますが、当事業年度において今後の業績が計画通りに推移した場合は、通期でのROEは40%以上になる見込みです。

直近の開示・ニュース

開示日時は日本時間で表示しています。

資本政策

大量保有・その他EDINET

決算・業績(過去分)

資本政策(過去分)

大量保有・その他EDINET(過去分)

株価水準・株主還元

株価水準

予想PER21.10倍現在株価 / 会社予想EPS(1株当たり利益)
実績PER34.40倍プライム市場・情報通信・サービスその他平均: 14.30倍現在株価 / 直近通期実績EPS(1株当たり利益)
PBR10.37倍プライム市場・情報通信・サービスその他平均: 1.30倍株価純資産倍率

配当

項目名今期予想前期実績
1株当たり配当50.0円/株36.0円/株
配当利回り2.6%1.9%
配当性向55.5%65.2%
DOE27.3%
自己資本利益率-DOE差21.8%

自社株買い

期間予定進捗出所
2025/11/17〜2025/12/3110.00億円10.00億円 / 10.00億円(100%)EDINET 2026/01/13
2025/08/12〜2025/10/315.00億円5.00億円 / 5.00億円(100%)EDINET 2025/11/10
2024/12/23〜2025/03/315.00億円5.00億円 / 5.00億円(100%)EDINET 2025/04/15
2024/11/18〜2024/12/205.00億円5.00億円 / 5.00億円(100%)EDINET 2025/01/15

財務・長期推移

収益性・資本効率

ROE(通期実績)35.5%自己資本利益率
ROIC(半期実績)投下資本利益率
自己資本比率(半期実績)59.0%純資産 / 総資産
D/Eレシオ(半期実績)有利子負債 / 自己資本

ROE分解

売上高純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ

売上高純利益率27.0%
総資産回転率0.60回
財務レバレッジ1.70倍

キャッシュフロー推移

セルシス (3663) のキャッシュフロー推移チャート

従業員数と生産性の推移

セルシス (3663) の従業員数、従業員1人当たり売上高、従業員1人当たり営業利益の推移チャート

純資産とROE, ROICの推移

セルシス (3663) の純資産とROE, ROICの推移チャート

EPS、営業利益率、純利益率の推移

セルシス (3663) のEPS、営業利益率、純利益率の推移チャート

過去3年平均+72.97% (CAGR・通期実績)

企業詳細・比較

主要株主

株主構成

2025年12月31日の有価証券報告書より

順位株主名持株比率
1
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
11.01%
2
LINE Digital Frontier株式会社
10.67%
3
株式会社ワコム
6.12%
4
日本証券金融株式会社
4.31%
5
株式会社日本カストディ銀行(信託口)
4.30%
6
炭山 昌宏
4.10%
7
CACEIS BANK/QUINTET LUXEMBOURG SUB AC / UCITS CUSTOMERS ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店)
1.37%
8
青山 圭秀
1.04%
9
株式会社日本カストディ銀行(信託口4)
0.96%
10
楽天証券株式会社共有口
0.89%

保有株式

時価 約6億円 含み損 7897万円 2024年12月31日の有価証券報告書

銘柄帳簿額 / 保有株数時価 / 差額保有目的
保有株数: 464,800株 基準日: 2024/12/31 帳簿額: 6億2004万円 相互保有: 有
時価: 約6億円 帳簿差額: -6228万円
関連技術の協業関係強化のため、市場での買い付けにより増加しました
保有株数: 20,000株 基準日: 2024/12/31 帳簿額: 3284万円 相互保有: 無
時価: 約1億円未満 帳簿差額: -1624万円
取引関係円滑化のため
保有株数: 800株 基準日: 2024/12/31 帳簿額: 93万円 相互保有: 無
時価: 約1億円未満 帳簿差額: -45万円
取引関係円滑化のため

データの見方・算出方法

注記・定義・算出式

  • ネットキャッシュ比率 = 連結ネットキャッシュ ÷ ネットキャッシュ比率用時価総額
  • 連結ネットキャッシュ = 即時現金化金融資産 - 即時返済金融債務
  • 即時現金化金融資産 = 現金及び預金 + 有価証券 + 投資有価証券調整後額
  • 投資有価証券調整後額 = 投資有価証券 × 0.7
  • 即時返済金融債務 = 短期借入金 + 1年内返済予定の長期借入金 + コマーシャル・ペーパー + 1年内償還予定社債 + 社債 + 転換社債型新株予約権付社債 + 長期借入金 + リース負債
  • ネットキャッシュ比率用時価総額 = 株価 × (発行済株式総数 - 自己保有株式数)
  • 金融業、種類株式あり、普通株式ベースの分母を安全に確定できない場合、または必要なBS項目が不足する場合は算出しません。